- silent prayer - 卑しく打算的 bow and scrape そして俺は報酬を受け取る  customerは神様 それがこの国で身を守る賢明な方法だと教わった  30後半の男 その教わりを自分の意志で選択し 生活を維持 正確に言えば水準を落とさず蓄える この繰り返しに従う者が より未来に近づく  教わりが厭わしくなったり 疑心と不満を抱いたり 落胆したり  熱くなり四つに組む事もあるが この頃は時間を掛けるより  早期決着を優先し 落としどころは何処か 真っ先に探るようになった  丸くなったんじゃない 腑抜けたんだ「情けない」この言葉に尽きる  言い訳なら数多とあるが 止めた方がいいだろうな  これまでspitした 言葉達が軽くなっちまう  出会いの数は等しく別れ 時に嫌でも頭下げ耐え この時代のこの場所にいる 9月1日 哀悼 どうか安らかに 無様でも今日を生きてる  掌を合わす 掌を合わす  無様でも今日は生きてる 無様でも今日も生きてる  無様でも今日を生きてる 無様でも今日 今日 生きてる 20代の頃の様な 根拠のない力の掛け方とは違う   10代の頃の様な 無茶な力の入れ方とも違う  笑って許された時期はとっくに過ぎた ささいな遺漏が転落に直結  裏付けと実績がなきゃ駄目だ 認証と責任は甘くない  上からも下からも隣からも問われる身分  柵と書いて世間 檻と書いて首都圏 建前と書いて経団連  区別 薽別 識別 種別 分別 分かちは薄情で差別  変えられないものもある 変わらざるえない事もある 言い開きとは違う  止むに止まれぬmechanism これが実社会さ 理不尽に満ちた  不平等の各個に与えられたstage てんでん存在と存続にもがき身魂 震わす  理論的には死にたくない それだけに誰だって震わす  1月17日 追悼 どうか安らかに 醜くても今日を生きてる  掌を合わす 掌を合わす 醜くても今日は生きてる 醜くても今日も生きてる  醜くても今日を生きてる 醜くても今日 今日 生きてる 少数派には見向きもしない 関心は多数派の同調圧力  皆が言うから 皆がそうするから 名も顔も知らぬ皆  stampで表記された皆 誤ったdirectionでも皆となら 海外mediaに皮肉られ  国民性ですと愛想笑いの腹の中は黒寄りのgray マイナスに働く 隠す 文化  既読スルーで袋だたくsocial 屈折集団を非難する屈曲集団  溢れ流れる原発 廃炉の末路 帰れない故郷はずっと手付かず  被災者 避難者 被害者 何者かを伏せ 背中丸め  親戚 友人 頼りに真っ暗な日々を転々 心ある者の慈善は  心なき者の書き込みによって塗り替えられてく 何処まで落ちれば底にたどり着く  この4年を見てもわかる通り いつも何かが狂ってる 短い人生  束の間の起居なのに 影にも日向にも未だなれぬ 俺達はいつ 人になれんだろうな 3月11日 黙祷 どうか安らかに 人でなしでも今日を生きてる